後書きを読まずに読んで、昔話みたいなお話だなと思っていたら、後書きに、英語圏ではストーリーテリングでよく聞く話だと、書かれていて、納得しました。
最後のオチもとっても暖かで素敵ですよね。
ちょっぴりファンタジックなつくりだったので、風もおしゃべりするのかと思ったのですが、風は言葉で話すことはしないで、
男の子の周りを吹きぬけたり、仲良しの印に葉っぱを落としてくれたりという動作(?)で語りかけてくれるんです。そこがかえって印象的でした。
リンゴがおいしい季節に、小学校2,3年生くらいから中学年くらいのお子さんたちにいかがでしょうか。