この本を読んで、まず思ったのはすごくぬいぐるみを愛おしく思いました。子供の頃に持っていたぬいぐるみも、大人になった今でも大切にしているものも有るのですが、私の子供はぬいぐるみが大好きでぬいぐるみをいっぱい持っていて、おもちゃ箱に入りきらないくらいいっぱいで、買ってもらうたびに次から次へとお気に入りが変わってしまうようで、何だか私の昔とは違うな、と思ってしまいました。ひとつのぬいぐるみをずっと大切にしてくれる優しい気持ち、大切にする気持ちをもっと子供にも持ってほしいな、そう思いました。このお話を読むと、ぬいぐるみの気持ちが伝わって来るようで、すごく心にジーンとくるものがありました。ぬいぐるみも大切にされたい気持ちをきっと持っていると思います。私もこの絵本を子どもに読んであげて、ぬいぐるみをもっと大切にしてもらえれば、そう思いました。ものを大切にする気持ち、優しい気持ちを持つ心、そしてぬいぐるみでも気持ちがあるということを子供たちに少しでも気づいてほしいな、そう思いました。とても素敵な絵本で、プレゼントとかにもぴったりだと思いました。