戦争をしている国の間で、ジャガイモを作って暮らす母子。
『第八森のこどもたち』で、農家のおばさんたちが
自分たちの食料を与えているお話を読んでいたので、
この話で自分たちだけ蓄えているのに
自己中な印象を最初受けました。
でも、息子たちが兵隊に憧れ、出ていく場面は切なく、
私も息子二人を育てているので
できるだけ戦争から遠ざけたいという母親の気持ちがよくわかり、
私だったらどうするだろうと思いながら読みました。
最後のかあちゃんの演技や固い信念には拍手をしたいぐらい
かっこよかったです。
戦争はどの国でも起こってほしくないと
母親になると余計強く思います。