とても素敵なお話でした。というのが正直な感想です。こんなに素敵なお友達がいたらすごく幸せだと思います。
自分が楽しいと思っていることが、必ずしも他の人にとって楽しいとは限らないんですよね。自分がしたいことはいっぱいあるし、友達にだって一緒に楽しんで欲しいけれど、友達が怖がって何も自分のしたいことが出来なくても、ねずみは決して怒ったり、エリオットに対して嫌気がさしたりすることはなくて本当に素晴らしい友達だなって思いました。
エリオットとねずみが最後にお互いに言った一言がすごく胸に残りました。その言葉はすごく当たり前のことですが、その当たり前のことは何かが起きると人って直ぐにダメにしてしまう気がします。でも、何をするよりも、一番大切なこと、一番幸せなことって実は身近にあるのかもしれません。
すごく素敵なお話で、大人が読んでもすごく心が熱くなりました。
子供にもこんな素敵な友達を持ってほしいな、そして友達に対してこんなに素敵な友達になってあげてほしいな、そう思いました。
素晴らしい絵本なのでプレゼントにもすごくお勧めです。