時代背景が多少わからなくても、小学校高学年以上なら、楽しめる作品ではないでしょうか。
もともと狂言芝居の演目である「かたつむり」を紙芝居にしたものです。
長い話を場面のテキストに上手にまとめられていて、とても読みやすかったです。
亀澤裕也さんの絵もはっきりと力強い絵柄で、色も鮮やかで遠目がききそうでした。
山伏が結袈裟を持ちあげて、「どうだ。角がみえたか」とやってくれる場面は、この紙芝居の見せ場ですよね〜。練習していても思わず笑ってしまいます。
わたしは間近に迫った中学生の読み聞かせに使う予定です。子どもたちに早く見せてあげたいです。