最近話題のクジラやカメの中にプラスチックが沢山たまり、死んでしまうというお話。
写真絵本でも何冊か読みましたが、こちらの本はその原因が、子供にも分かりやすく、詳しく書かれています。
レジ袋が川から海へ流れ出て、それが海の生きもの達のおなかに・・・と思っていたのですが、レジ袋などのプラスチックが劣化して細かくなり、マイクロプラスチックとなって、小さな魚の中にも堆積されていく・・・という話には、震撼させられました。
小さな魚を大きな魚が食べ、それを人間が・・・
海が汚れることは、人間に返ってくるのだというのは、水質汚染の歴史からも分かることですが、それがまた違った形で起こっているのです。
ビニール袋やプラスチック製品は便利過ぎて、使わないようにすることはなかなか難しいことですが、使わなくてもいいところは使わずに済ませる、それを一人一人が実践していかなければならないのだと、改めて考えさせられるのでした。