ぼくは、王様から招待をされるたびに、大きな友だちと一緒に行きます。
こんな大きな動物を連れてきたら、びっくりしてしまうでしょうが、さすが王様とお妃は喜んで歓迎してくれます。
懲りることなく、何度も招待してくれるのです。
なんて大きな心の王様でしょう。
でも王様とお妃の表情を見ると、やっぱり迷惑そうでもあるんです。
やりたい放題の動物たちに我慢しているのです。
次はどんな動物が来るのか、どんなに王様たちを困らすのか、読んでいてワクワクします。
子どもたちも、動物と一緒にお城で遊んでいる気分になれるでしょう。
繰り返しも子どもにとって安心して読めます。