北の国のちいさな村の話。
短い夏の間に開かれるお祭りで、こどもジャンプきょうそうが行われるのです。
トロップもジャンプの練習をしますが、なかなか高く飛べません。
一生懸命練習する姿を見て、もりに住む大男のまほうつかいが、ジャンプのこつを教えてくれます。
それにより少し高く飛べるようになったトロップは、次の日も朝早くから夕方くたくたになるまで練習を続けるのです。
その姿を見て、まほうつかいは、高く飛べるおまじないを教えてくれるのです。
さて、当日、緊張のあまり、おまじないを間違えて唱えてしまったから大変。高く飛び過ぎて、なかなか降りてこなくなってしまったのです。
日がしずむ頃になり、ようやく降りてこれたトロップ。
「ただいま、ぼくがいっとうだ!」
次の日、賞品のくつを片方づつはいて、お兄ちゃんとボール遊びをしている絵が、微笑ましかったです。
我が子達は、おまじないのフレーズが気に入って、本を読んでから、暫くの間は、唱えながら飛びあがったりしていました。
そして、たまに色々間違えて、「あー降りて来れなくなった〜」とか「すごい速さだ〜」とか、楽しんでいました。