発達障害児がおり、空気を読むことなどに困難さを感じています。このため現在療育に通っており、パターン化すればすんなりと適応できているので、コミュニケーションについては引き出しを増やしてあげることが良い。と言われています。また、視覚からの情報が優位な子なので、言葉で説明するより絵や図などで説明すると良いと言われています。
今回この絵本を読んで、具体例を出してくれており、それに対しての解決策も堅苦しくなく話しかけるような語り言葉で書かれているので子供にとっても分かりやすいのではないかと感じました。
具体例自体も本当に身近に起きうることばかりなので、読む価値があると思います。
子どもにトラブルがあった時に感情的にならず、冷静に親子で話し合えるという方は少ないと思うので、子供達にとっても、普段からトラブル時の解決策のレパートリーを増やすという意味でも良い絵本だと思います。