一般的に、カタカナのふりがながついているABCの絵本が多い気がするのですが、この本にはついていません。
洋書に日本語訳が添えられているといった感じです。
私の語学力だと、ついカタカナを読んでしまうので、まじめに向き合えば勉強になりそうです。
丁寧に描かれた可愛くておしゃれな絵で、大人の方が面白く思えるような場面もあります。
例えばRのページでは、渡せなかった指輪(ring)とバラ(rose)の花束を手にしたアライグマ氏(raccoon)が、雨(rain)の中に立ちつくし、ウサギさん(rabbit)が去って行くといった、つい苦笑する内容です。