せなけいこさんが、絵本作家としてデビューする前にアンデルセンの物語に合わせて作られた作品です。
やはり、デビュー前からちぎり絵が素晴らしいですね。
森の中のもみの木は、いつも周りを羨み、
早く自分も○○になりたい、と思っています。
しかし、月日が経ち、あの時の自分は幸せだったと知るのです。
私は子育てをしていると、
無限ループの遊ぼうコールが苦痛になることがあります。
しかし、私もいつか、今が一番幸せな時だったと知るのでしょうか。
頭では、わかっているつもりでも忘れそうになります。
とてもメッセージ性の強いお話で心に残ります。
子供たちにはまだ難しいかもしれませんが、
今を大切に。過ぎ去って初めて気づくものなんだよ。ということを知ってほしいと思います。