ゆうきくんの留守を見計らって、時計の合図をもとに会議が始まります。
これを読んだお子さんは思わず家の道具たちに話しかけてしまうかも。
ゴミ箱や冷蔵庫、靴下…ゆうきくんをいつもいろんな所から見守っている道具たち。だからこそ思いが強く、「なんでこうしてくれないんだろう」「こうしてくれればなぁ」という不満の言葉が行き交います。
そこで登場するベビーベッド!
ゆうきくんが生まれ、すくすくと大きく成長してきた過程をみんなで振り返ります。
話し出すと笑顔が溢れ、話が止まらない道具たち。
子育てに奮闘するお家の方々もきっと会議に参加したくなるような温かいお話です。
「おめでとうかいぎ」「まよなかかいぎ」も一緒に読むと、なんだか読者もゆうきくんをずっと見守っているような気持ちになります。
不安もあるけど信じて見守るって大切!
可愛らしい絵とやわらかい言葉で読者を包み込んでくれるような、ほっとする絵本です。