千葉茂樹さんの邦訳で、とても読みやすいです。
「一本の木の枝」がどんな動物たちにどんな風に使われていくのか、順を追って見せてくれています。
自然科学としての素晴らしい読み物でした。
ストーリーとしての文字は太くて大きく、解説の文字はメモみたいな細い小さい字で表現されていました。
こうしてみると、たった一歩の木の枝が、それぞれ動物たちによって、いろいろな使われ方をしていることが分かって面白いです。
読み聞かせにもお薦めです。小学校4,5年生くらいから中高生はもとより、絵がはっきりしているので高齢者への読み聞かせにもよさそうです。