哲学の絵本です。
みなさんも、幼いころ、だれしも似たようなことを周囲の大人たちに質問しませんでしたか?
この絵本では、主人公の女の子の質問にパパが優しく答えてくれています。
ところが、このパパの答えって、全然科学的な答えじゃないんですよ。超がつくほどのロマンチックな答えですが、
イザベル・アルスノーの絵が、その空想的な答えの世界を素敵に描いてくれていて、これはこれでいいかなって、気持ちにさせてくれます。
個人的に気に入ったのは
「あめって、なあに?」 「トビウオのなみだだよ」と、
「ブラックホールって なあに?」「きょうりゅうの でっかい くちさ」
がよかったです。
ページをめくったとき“うわっ!”て、思いました。
4,5歳くらいから小学校低学年くらいのお子さんたちに読み聞かせしてみたいです。