黒海側の町ヴァルナ郊外の4人家族をモデルに、ブルガリアの日常的な食事と生活を紹介する絵本。
北海道よりやや広いくらいの国土で、パン食。イメージとしてはおしゃれなカフェで出されるようなメニュー。野菜やハーブをたくさん使い、ヨーグルトは料理にもふんだんに使う。冬に備えて保存食をいろいろ作って溜め込んだりして、昔からの生活の知恵がたくさん残っている感じだった。
バルカン半島に位置し、歴史的にもいろいろあった関係で、ギリシアやトルコの影響を受けた料理があり、おなじ名前の料理が周辺諸国にもあったりして、面白い。地域によって少しずつ違う。
古いキリスト教の行事にそった食事やイベントなどがあって面白そうだ。
ほかにバラのジャムやワインなども有名で、たまに百貨店の物産展などで見かけたりもする。ちょっとおとぎの国のような印象があったが、しっかりと地に足をつけた質素で堅実な生活をしているようだ。
ぜひ一度行ってみて、本場のヨーグルトを食べてみたい。