賢いと言われていたもぐらのモグ吉が最後は悲しい結果で終わるのがなんとも読後感が悪く、絵本にする必要があったのかと思いました。
長い年月をかけ、一人で辛抱強く掘り続けたために、大変欲張りになり、皆を喜ばせるためではなく、自分のため・・・
美味しい井戸水を皆に売って、その銀貨で土地を買い増す計画も自分のため・・・
誰とも口をきかず、美しいものを見ることもせず・・・
井戸を掘るなんて素晴らしい事をしたのに、楽しかったかしらねぇ・・・ 悲しいなぁ
きっと最後は子ねずみがいい友達になってくれるのかと最後まで思っていた私の期待は見事に裏切られました。