その日、遊ぶ友だちがみつからなかった「かんた」は、
めちゃくちゃの歌をうたいます。
「ちんぷく、まんぷく、・・・めっきらもっきらどおんどん!」
そのとたん、かんたは別の世界へ。
3人のおばけたちと遊び、お母さんを思い出したとたん、現実の世界へ。
個性的な妖怪たちと思いっきり遊んだり、おいしそうなおもちの木の実を食べたり・・・。
素敵なことを疑似体験できて、心がドキドキウキウキ楽しい絵本です。
違う世界にいって、帰ってくる。
典型的な「行きて帰りし物語」で、読み終わったあと、安心感があります。
呪文も面白くって、楽しい絵本です。