母親のもとを離れ、あちこちに冒険してしまう恐竜のたまごを必死に守るゾロリ一家の話。
2006年刊行。およそ盗賊団ならぬ正義感溢れる働きが冴える。長年、ピンチを切り抜けてきただけあり、何があっても奇跡的にどうにかしてしまう。ピンチの神様とチャンスの神様が同時に守っているとしか思えない展開。
恐竜の卵の大きさが、ちょうど運動会の大玉転がしを思わせる。懐かしい冒険ものの映画を連想させる場面や、母子ものの人情噺を思わせる場面や、あれこれ盛りだくさんで飽きない。
あまり書くとネタバレになるからこの辺で。
とにかくページをめくるたびに何か面白いことが起きる絵本ですよ。