黒猫のハーバートは、野良暮らしで、あまり友達もいませんでした
から、かなり孤独なねこでした。
図書館で、黒猫を可愛がってくれるのは、魔女だと知って、魔女
探しに出かけるハーバートでしたが、なかなかみつかりません。
「しつれいですが、魔女さんですか」尋ね歩くハーバートは、謙虚
で、可愛いなあと思いました。邪見にされて、図書館に戻って
くると、6人組の女の子に出合い、ハーバートを可愛い黒猫だと
褒めてもらって居場所を見つけたハーバートでした。
誰にでも、心地よく暮らせる居場所は、あると思いました。
もう独りぼっちではなくなったので、本当によかったと思いました。