4か月の娘に読んであげました。まだ全く理解できていないので、ページをめくるたびに絵をじっと見てから、「?」という顔で私の方を見ます。
赤ちゃんだから分からない、たしかにそうなのですが、大人の私でも、この絵本を「理解する」のは難しいです。難しいのに、なぜか面白い。不思議です。
絵の美しさと日本語の語感を味わうだけで充分楽しいし、何度も読むうちに、読む人がそれぞれ想像を広げられる絵本だと思います。
カバーに谷川俊太郎さんのメッセージがありますが、「へんなえほんになりました。」と、はっきり仰っていて、思わず笑ってしまいました。