テレビで相撲を見ていて、注目し印象に残るのはやはり何といっても体の大きなお相撲さん。でも、そんなお相撲さんたちを支える、よびだしさんが大好きな男の子がいました。彼はよびだしさんへの憧れを募らせ、中学卒業後、よびだしさんになるために相撲部屋に入ります。
弱冠十五歳で、強い気持ちをもって進む道を決めた男の子、彼の気持ちを尊重し見守る両親。日本の伝統文化はこういう人たちに支えられ伝えられていくのだなぁと、ちょっと胸が熱くなりました。
よびだしさんの仕事や生活もよくわかり、とても興味深く素敵な絵本でした。