最初、手に取った時は、大人向けかしらと思いましたが、
子供が自分で読んで「良いお話ね」と。
なにかしら、感じることがあったのでしょう。
我が家の子供達は、紙しばい屋さんを体験しています。
大阪の下町のお寺の一角で。
月に1度、タイムスリップしたような空間で催されます。
昔のように、水飴や、煎餅を買うのです。
演目がレトロで、継子ものなどは、次回に続くようになっています。
さっきまでゲームに没頭していた大きい子供達も、じっと見つめています。
その顔はみんないきいきとしています。
この絵本、街頭紙芝居を知らない世代でも懐かしい気持ちになるでしょう。
そして、暖かい気持ちになることでしょう。