“たべものリレー”と表題にあるだけに、海の中での食物連鎖について子どもでも分かるような方にで楽しく描いてありました。
案内役のベラ科の「イラ」といアナゴ科の「チンアナゴ」が面白可愛いです。
解説もとても簡潔で、魚に対しての知識が素人でも十分楽しく読めました。
本の中で、魚たちはどんなものを食べているかとか、どんな風に食べるのかとかをピックアップして紹介されています。
海が好きな人、魚が好きな人、総じて生きものが好きな人にはたまらない1冊だと思います。
ちょっとしたクイズも載っていたり、「イラ」と「チンアナゴ」の会話も内容に沿ったコメントが多いので、なるほど!と感心できます。
読み聞かせにはちょっと向きませんが、ブックトークなどでぜひ紹介していきたい1冊です。