初めて山形弁の絵本を読みました。正直分かるかな〜、と思いながら読み始めましたが、発音が可愛らしくて、またこの絵本のキツネさんの様子とぴったりな感じですごく可愛くて面白く仕上がっていて、違和感なく読めました。山形弁ってダニエル・カールさんがしゃべっているような感じでとっても可愛らしいんですね。改めて思いました。絵本にもぴったりな感じで、もっともっと山形弁の絵本が有ると面白いだろうな、なんて思いました。
肝心な「ちちゃこいやつ」の正体ですが、あれだけ頑張って毎日毎日寝ないで頑張っていたキツネくんが可哀想になってしまうほどショッキングで、子供と一緒についつい「え〜!!!ちっちゃくないじゃん!」とついつい声を出してしまいました。キツネくんは本当に小さな生き物だと思っていたんですよね。だから慌てて逃げて洞穴に入ってしまって。。。本当に可哀想になってしまいました。
子供も私も続きがとにかく気になってしまっているのですが、このあと一体キツネくんはどうなってしまったんだろう。。。と心配しています。これは確かに怖くて出てこれなくなってしまうかも。「ちちゃこいやつ」の正体も一体その後どこに行ってしまったのか、気になってしまいます。
何度も何度も読みたくなるし、何度も何度も笑えてしまう、とっても可愛らしい絵本だと思いました。子供もいつもと違う言葉の音が新鮮だったらしく、いつも以上に楽しそうに読んでいました。
親子でいっぱい楽しめる可愛らしい山形弁の本で、とにかく面白い内容と絵の表情、展開なのでぜひぜひ多くの人に読んでもらいたいと思いました。プレゼントにもとってもおすすめだと思います。