2004年のスマトラ沖大地震による津波によって、
ママとはぐれてしまった 赤ちゃんかば・・・。
大好きだったママを、必死で探します。
果たして、ママは見つかるのでしょうか?
色のきれいな美しい絵に添えられた文は、
非常に短いのですが、短いからこそ、
子どもの想像力が養われる気がします。
『ママ』という言葉が多く使われているのですが、
5歳の息子は、この短い言葉から、赤ちゃんかばの
気持ちを、一所懸命つかもうとしていました。
予想していた結末とは違っていたようでしたが、
自分も、赤ちゃんかばになりきっていたようで、
最後のページを見て、ホッとしていました(笑)
最近、全世界でも大きな地震がおこっているので、
自然災害の恐ろしさを知る意味でも、良いお話だと思います。