3歳7ヶ月の息子に読んでやりました。ひよことあひるの子がほぼ同時に生まれ、お互いに違うということを認識せず、ひよこが常にあひるの子と同じことをやろうとします。穴を掘ったり、みみずを捕ったり、ちょうちょを追いかけたりと大概のことはできるのですが、あひるの子が池に泳ぎに水に体を浮かべると・・・やっぱりひよことあひるの子ではちがうんだよね、という違いを気づかされます。でも、あひるの子がちゃんと助けてくれるので、友情もあるんです。
同じくらいの体だし、似ているし、ついついこちらもそれにひきこまれてしまいますが、やっぱり違うんだよ、ほら足が違うよねと息子に教えてやることができるんです。ちょっと意外な展開にこちらも驚きました。なかなか変わった視点の絵本ですね。