「おおきなかぶ」を読み比べてみる機会がありました。
福音館書店のものが定番という感じですが、気になったのは「うんこらしょ どっこいしょ」がどんな風に訳されているのかということでした。
この本では「ひっぱって ひっぱって」となっているんですね。
絵の感じは、黄色い背景におじいさんとおばあさんと孫と犬が引っ張っている、ちょっと遠景になっている場面が気に入っています。
この場面では、最初の場面に比べて太陽が下がって来ているので時間の経過も感じられます。
おばあさんがおじいさんを抱え込むような形でひっぱっている場面も印象に残りました。
場面ごとにそれぞれ考えられた構図だなあと思いました。
いろいろと読み比べてみるとおもしろそうです。