何の病気か、塞いでいる若旦那に理由を聞いた番頭さん。
「みかんが食べたい」というので、安請け合いをしてしまったけれど、今は夏の盛り。
大旦那にも言われて、町を捜し歩いた挙句に見つけたみかんの値段が、目が飛び出るほどの高額で・・・
これを高いと思うか安いと思うかは、本当に人の立場によって違うのだなぁと思いますが、ちょっと親バカなのかなぁ・・・と思わなくもありません。
そんな親バカな愛情をおかしいとも思わずにすんなりと受け入れた若旦那(息子)の方も、これから商いを任せるにはどうなんだろうという気もしますが・・・
こんな素っ頓狂なやり取りの末に、番頭さんが血迷ってしまったのは、何だか無理からぬ話なのかもしれません(笑)。
でもちょっとお気の毒ですね。
ただ、息子にはオチの意味があまり分からなかったようです。
説明して、内容の意味は理解したようですが、面白さに欠けるというか。
内容的には少し大人向けなのかもしれませんね。