子どもが言葉話し始めたら、ぜひこの本を読んであげましょう。きっと、ボロボロになるまで、繰り返し「読んで!」とせがまれることでしょう。
大人の手のひらに収まってしまうくらいの小さな絵本です。けれども、厚さは2cmほどもあります。
50個のなぞなぞと答えの絵が、1枚1枚丁寧に描かれているのですから、この分厚さは納得です。一体1枚にどれだけの労力を費やしているのでしょう?本物の特徴が手に取るようによく分かります。
ページをめくりながら「ああ、こうやって物の名前や特徴が、子どもの中で一つになっていくんだなぁ。」と感じました。
外出自粛が解除になり自由にお出かけできるようになる頃には、ここに出てくるものを見つけては指さして、名前や特徴を自慢げに話す子どもの姿に出会うようになりそうです。