長女(4歳)があかちゃんのときは、意識して絵本を読む時間を作っていましたが、次女が生まれてからはバタバタしてなかなかゆっくり赤ちゃん絵本タイムを作ってあげられず、頭の片隅で気になっていました。赤ちゃん絵本は家にあるものの、たくさんある他の絵本に紛れて、うーんどれ読もっか…と迷っているうちに長女から「これ読んで!」と急かされ…じっと座ってられない次女はいつのまにかハイハイで探索へ…
そんなときばぁばにもらった図書カードで本を買おう!と本屋に行き、次女にも何か絵本を…と見つけたのがこの「たべるのだあれ?」です。
絵本ナビさんでおすすめされてたやつだ!と購入し、家に帰って開いてみると、チャーミングな動物たちがモリモリといろんなものを食べている姿がとっても楽しい!!姉妹揃って絵本の中に入っていくんじゃないかというくらい前のめりで見ていました(後ろから読んでる母は子どもたちの頭で文字が見えない)
とくに次女(9ヶ月)が声を出して喜んだのは、ネコさんとネズミさんのページ、「ふぅ?!♪」と楽しげな様子でおめめもキラキラ。絵本でこんなに反応を示したのは初めてだったので、読んでるこちらも楽しくなり、家事そっちのけで「もう一回読む?」と誘ってしまうのでした。
「○○たべるのだあれ?」「はーい!」のやりとりも楽しく、何度も読むうちに、絵本のどうぶつたちといっしょに次女が「はーい!」と手を挙げるようになりました。
そしてとっても助かったのはご飯のとき!離乳食を食べるのに飽きてきて機嫌が悪くなったところで、「おかゆたべるのだあれ?」「はーい!」「○○ちゃん!ぱくぱくもぐもぐおいしいなあ?!」とやると、「それしってる」と言わんばかりににやっと笑って食べてくれました(笑)
4歳の長女が気に入ったのはヤギさんの口の動き。「おくちずれてるよ?」というご指摘から、「ヤギってこうやって食べるんだよ」とヤギの咀嚼動画を一緒に検索して見て、親子でまねっこしてみたり。
最後のかばさんの大きなお口はもちろん、絵本を動かしながら子どもたちの可愛い頭をばくばく!「きゃ?!!」ととっても盛り上がった絵本タイムでした。
とってもシンプルな内容ですが、ユーモラスでかわいい動物たちが、小さな赤ちゃんにも身近な「たべる」という動作を、とっても楽しんでいる様子に親も子も夢中になれるしかけ絵本です!切り絵(というんでしょうか)のテイストもしかけの動きもポップでおしゃれで見応えがあります!
姉妹や兄弟でも一緒に楽しめる絵本だと思います。