お友だちにからかわれて幼稚園に行きたくないと思っている子より、自分の言葉がお友だちを傷つけているかも知れないことに気づいていない子に渡した方がいい絵本なのかな?と思いながら読みました。
私は学校になじめなかった子どもだったので、ウールの気持ちがよく分かりました。疑問をすぐ口に出す子でもあったので、アデルではなかったか?悩みました。
ウールが朝が来なければいいのに…と思っても、朝は来てしまう。そのたんびに、むかし、じぶんがガッカリしていたことも思い出しました。
ウールに自信を与えてくれたのは星の神様でしたが、指摘したのはアデルでした。
からかわれたり、いじめられている子にとっては、アデルのポジションにいる子達の言動が大きな影響を与えます。
なかなか難しい問題ですが、星の神様のおかげで解決したラストに私はついて行くことが出来ず、ずいぶん悩まされました。