引っ越ししてきた1年生。ほんとの名前はふみかだけど、すぐプンとふくれるのでぷんかちゃんと呼ばれています。 友だちが出来なくて、いつも一人でお絵かきや折り紙して遊びます。
そんなぷんかちゃんが嫌いなのは、毎日学校から帰ったらお母さんに「学校どうだった?」、「誰と遊んだの?」などと聞かれること・・・
でも、「ぼくのともだち、ぷんかちゃん」と言われた時、なぜだかほっぺたやおなかがあったかくなり、からだがはずんで、いつの間にかスキップしてた。
「ぼくのともだち」と言われるのって嬉しいね!そうやって友だちの輪がどんどん広がって、たくさん友だちが出来ると素敵だね。
一人遊びも楽しいけど、友だちと遊ぶのはもっと楽しい。ほんのちょっとしたきっかけで、案外友だちって出来るものだね。
なかなか友だちが出来ない1年生の心情がよく表れていて、挿絵もとても可愛くて、オススメの1冊です。