洋服に空いてしまった穴をふさぐ仕事をしているジグモンタ。でも誰もがその仕事を必要としているわけではありません。新しいものを買ってしまうと今まで着ていたものはとたんに「古いもの」となり、新品ではないものは「誰かのお古」に感じて嫌だと思ってしまう。それは仕方のない感情ですが、それでも愛着あるものを大事に修繕しながらモノを大切にする姿勢は失いたくないものだなと感じました。
古いはずのものがあなふさぎによって思い出の一品になったり、見違えるように素敵なものになる様子は読んでいてわくわくします。イラストがあたたかくどのページも素晴らしいです☆