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まほうのさんぽみち(評論社)

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きみとぼく

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月のしかえし」 ヒラP21さんの声

月のしかえし 作:ジョーン・エイキン
絵:アラン・リー
訳:猪熊 葉子
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1995年11月30日
ISBN:9784198603977
評価スコア 4.63
評価ランキング 3,607
みんなの声 総数 7
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  • 幻想的で、怪奇的で、神秘的で

    「バイオリン」が上手になりたい。そんな願いをこめて、七晩続けて月に投げた靴。
    月がおこって、セッピーにひどい仕打ちをしました。
    その晩に生まれた妹のオクタビアは口がきけません。
    月が言った七年後に起こった怪奇な出来事。ゆうれい、怪物の登場と大混乱。
    その中でセッピーはバイオリンを弾き続けることで、月の呪縛から解放され、妹は口がきけるようになります。
    ヘンリー8世の時代。西洋の伝承文学の雰囲気と、スペクタクル映画の壮大さを持ったお話です。
    リーの絵も神秘的で、見る側に迫ってきます。
    ただ、7ってどんな意味なんだろう。
    7番目の息子を父親の7番目の息子のセッピーが、自分の願いのために7歳になって、7歳までの年ごとに履いた靴を月に投げる。妹のリーが呪いから解き放されるのが7歳。セッピーは14歳までの7年間を月に縛られるのです。
    ラッキーセブンだと思った「7」の意味。
    私の中に謎が残りました。
    月のクレーターをモチーフにするとこんな物語も出来るんですね。

    おまけですが、この絵本、文章がとても長い。
    私の話し方の抑揚のなさが大いに影響してか、息子は途中で疲れてしまいました。
    話に興味をもったのか、その後自分で読み直して納得の様子でした。
    内容のきめ細かさにとても味があるので、本人に読んでもらいましょう。

    投稿日:2009/08/04

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