いとうひろしさんが大好きなこどもたちは本をみつけると読んでいるようです。
もとノラ猫のブータレと水槽で飼われている魚の夫婦のお話しです。
魚と猫の友情って成り立つのかな?
童話だからの設定かな?
いえいえ・・いとうひろしさんのお話しはこんな矛盾にもきちんと
お話しの中で答えてくれていました。
水槽の魚を食べるものと感じてしまった猫の罪悪感を漁業のおじいさんが助けてくれたり、自分探しの旅のような感じで、読んだ年齢によって受け止め方は違うと思います。もちろん我が家の子どものように大きくてもそれなりに感じるところがあるようです。
魚のだんなさんとの最後はホロッときます。
娘曰く「これって最高の敬愛の示し方だね」と感動したようです。