海野和夫さんの写真絵本です。文は白田久美さんです。
カブトムシ・クワガタ・バッタ・チョウ・セミ・トンボ・カマリキ・テントウムシの8種類の昆虫が紹介されています。
春から初秋にかけてよく見かける虫たちの顔のドアップと、食事の仕方など主な特徴を写真で見せてくれています。
決して悪くはありませんが、ものすごくオーソドックスな虫たちの写真ばかりだったのが少し物足りませんでした。
個人的には、“あっぷっぷ”という掛詞的なものだけでなく、「海野さん」の写真ならではの何かがもう少し見たかったです。
後、この本の初めに載っているクイズの趣旨が、この本の対象くらいになるお子さんにはちょっとわかりにくい気がしました。