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ヘチマの絵本」 渡”邉恵’里’さんの声

ヘチマの絵本 作:堀保男
絵:野村俊夫
出版社:農山漁村文化協会(農文協)
税込価格:\2,750
発行日:2000年
ISBN:9784540991332
評価スコア 4
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  • 日本におけるへちまの利用法、栽培方法(畑、水耕栽培)、へちまの実の利用法(たわしづくり、他)、化粧水の取り方、工業での利用法など、へちまのことが全体的にわかる学習絵本。

    へちまと言えば、正岡子規。レトロ化粧品の「ヘチマコロン」。風呂場にあったたわし。農家の庭先などに適当に植わっているのんきな植物といった、おおざっぱな印象しかなかった。この本を見ると、ヘチマの繊維の優秀さや、ヘチマ水の薬効、ヘチマの実の料理など、いろんな利用法が分かった。
    特にヘチマの繊維は発達していて、相当優秀な素材であり、明治時代のパリ万国博覧会で注目され、ヨーロッパなどにろ過材として輸出されていたという記事が印象にのこった。

    のんきに風呂場であかすりをやっているだけではなかった。
    へちまの底力を見た。

    へちまを栽培した後に、実をたわしにする方法が紹介されていた。うちでも昔やっていたが、実が腐って繊維だけ残る間はかなり臭い。それが終わると、本当に繊維だけが見事に残る。どうして一緒に腐ってしまわないのか不思議だ。

    たわし以外にも、繊維を開いて加工し、靴の中敷きやマットなども作ることができる。草履なんかは特に気持ちよさそうだ。どうしてあまり見かけないのだろうか?

    環境に負荷をかけにくい素材として、これからもっと注目されて人気がでても良さそうだ。
    ヘチマの真の力を知ってびっくり。

    投稿日:2022/07/14

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