寒がりで冬嫌いのおばあさんが、家にあるあまり毛糸で
セーターを編もうと思ったら足りなくて肩掛けに。
でもあまり毛糸をつないでつないで編んでいたら
それぞれの毛糸の思い出があふれ出してきて
楽しい気持ちになるんです。
それがなんともあたたかいストーリーでした。
その肩掛けをしていると、思い出が語りかけてくれるんです。
いいなあ。すてき!
おかげで、嫌いな冬も楽しくすごせたおばあさん。
冬が終わるとまた毛糸をほどいて毛糸玉に戻します。
ちょっと古臭い感じもしましたが、
ほどいたりまた編んだりできて
エコでもある編み物、寒い冬に読むにはぴったりでした。