ある動物園の園長さんは、悩んでいました。
「なんで このどうぶつえんには おきゃくさんが ぜんぜん こないのだろうか?」
そんな園長さんは、あることから良いことをひらめきます。
「パンダに きてもらえば いいじゃないか!」
園長さんは、さっそくパンダ募集のポスターを、いたるところに貼りました。
絵本の中で、園長さんは3回ひらめきます。
1回目は、自分のひらめき。
2回目は、ある動物のささやきからのひらめき。
3回目は、ある男の子のつぶやきからのひらめき。
1回目の自分でひらめいたときは黒目ですが、2回目3回目は自分自身からではないためか、目の中に星が入ります。
その違いがおもしろくて、繰り返し読みそうです。
また、読み聞かせのときのお子さんの反応が楽しみで、買いたくなる1冊です。