視覚障害と聴覚障害の二重苦を克服したヘレン・ケラーと、ヘレンを障害から立ち上がらせたアニー・サリバンの話は、あまりに有名ではあります。
でも、改めて身近なものとして取り上げると、身の回りの障害を持った人への理解と思いやり
の心を育てることにつながるのだと思います。
多くの障害者は、それぞれに自分を活かせないことに、もがき苦しんでいるのだと思います。
自分を活かせる糸口を見つけることは、誰にでもできることではないかもしれませんが、理解すること、支えることは誰にでもできることです。
そんな心を育ててくれる一冊だと思います。