私もパン屋さんでの仕事の経験が有りますが、本当にすごく細かくパン屋の仕事の一日が描かれていて何だか懐かしくなりました。
この絵本はパンの大好きなうちの子達にとっては、パンが食べたくて仕方が無くなる絵本みたいです。パンの作り方まで紹介されていて何だかお得気分です。
この絵本の見どころは何と言ってもパン屋さんの一日なのは間違いないのですがいろいなパンがずらりと並び、本当に美味しそうなのですが知らないパンもいっぱいですごく気になってしまいました。パン屋さんで同じ名前のパンが有るか確かめてみないと!と思っています。
からすのパンやさんも子供の大好きな絵本のうちの1冊ですが、こちらのうさぎのパンやさんのいちにちは、また内容が全く違う感じで、両方とも大好きになったみたいです。
パンが大好きな子供達にとってはパンがどうやって作られてどうやって売られているのか等、一種の工場見学みたいで、特に小学生の子供にとってはそこが勉強になったみたいでした。「へぇー、こんなに忙しいんだぁ。」「すごい、こうやって作ってるんだね」等色々と言っていました。又、やはりパンを見ているとお腹が空いてしまうのか、読んでいる途中でいつも「お腹空いてきた!」と言っていました。
幼稚園の子はパン屋に並ぶパンと幼稚園に配られている可愛いパンが気になったみたいで、そのページばかり眺めていました。そしてお月様の中にウサギちゃんがパンを持っている絵を見付け、相当喜んでいました。
かこ先生のお話はどれも子供達を楽しませてくれるだけで無くて何かしら勉強にもなって凄く好きです。子供達もいつも楽しませてもらっています。
パンが大好きなお子さんなら絶対気に入ってくれる1冊だと思います。又、そうで無いお子さんでもパンってこうやって作られているんだね、等と一緒に読んであげるとパンに興味を持ってもらえるだけでなく、パンに関する知識が得られて勉強になる1冊だと思います。私の場合はコロナで外出を控えているのですが、読み終えるといつもパン屋さんに行きたくなってしまいます。
楽しくて、可愛らしくて、勉強にもなる1冊なのでとってもお勧めです。