クリスマスの絵本はいろいろ読みたいですよね。
表紙には、まっ白い鳥にのった三角帽子の女の子。(小人?)
見返しから始まるプロローグ。
優しい雰囲気の絵に、図書館で借りてみました。
サンタになりたいマーガレットの前に現れた、くるみ割り人形のルディと、見たこともない大きな8羽の鳥。(小人じゃなかったんだ。)
自分では、木の実や葉っぱを拾ってきてプレゼントしていたのに、三つの袋の中身が同じようなものでがっかり。(今まで喜んでもらってなかったからね)
マーガレットのくれたくるみを割ってうれしかったというルディと、とけいやのおじいさんが喜んでおいしそうに食べたということ。
そのことに力を得て、プレゼントを配るセント・マーガレット。
三つの袋は、りす、みつばち、野鳥たちへのプレゼントでした。
最後に、とけいやのおじいさんがくれた手紙と、ルディに思わず涙がこぼれてしまいます。
一般に、日本の子どもたちは、おくりものをもらうことばかりだと思います。
プレゼントをあげたいマーガレットの優しさに、ホンワリとした気持ちになりました。
読み聞かせにはむかないですが、紹介だけでもしたい本です。