サンタクロースに憧れる優しいマーガレット。
マーガレットを”サンタクロース”と呼ぶ
くるみ割り人形が迎えに来ます。
でも、トナカイはいません。そりにも乗りません。
配るプレゼントは、森で集めたものばかり。
「こんなのプレゼントじゃない」
マーガレットは悲しくなりますが・・・
絵がすごく気に入りました。
ページは全体的に白くって、
細い線と淡い色で描かれています。
マーガレットの気持の変化が
読んでいる私を温かい気持にさせてくれました。
マーガレットのささやかな贈り物と優しい気持ちを
ちゃんと受取ってくれている人がいて良かった!
そしてマーガレットにその気持ちを
受け取ったことをちゃんと伝えた
街の時計屋さんの手紙を見た時、私は涙が出そうでした。
ジングルベル♪の歌の似合うような
楽しいクリスマスの絵本ではないですし、
小さな子どもには難しいかもしれません。
でも、お勧めです!