新刊
きみの話を聞かせて しろさめ作品集

きみの話を聞かせて しろさめ作品集(小学館集英社プロダクション)

全編透明水彩画で描かれたイラスト作品に、描き下ろしのショートコミックを大幅に加えた、待望の作品集!

  • 泣ける
  • かわいい
話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

ぼくの犬」 西の魔女さんの声

ぼくの犬 作:ジョン・ヘファナン
絵:アンドリュー・マクレーン
訳:福本友美子
出版社:日本図書センター
税込価格:\2,640
発行日:2005年
ISBN:9784820598435
評価スコア 4.5
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みんなの声 総数 5
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  • 「僕の犬」は「みんなの犬」になれたのかな

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子14歳、男の子10歳

    タイトルからは想像も出来ない内容に
    とても驚かされました。
    舞台は 我が家の娘が生まれた頃に起こっていた
    ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中の この国でした。
    最近の戦争です。
    少年についてきた子犬を
    お父さんが「うちの番犬にしよう」と言った日から数日後に
    この家族は離散してしまいます。
    少年と母親はトラックに乗って安全な場所を目指します。
    て゜も 逃げている途中で 
    お母さんだけさらわれてしまう場面からは
    悲しい現実を思い出さずにはいられませんでした。
    周囲の人の手助けで 少年と子犬の命は助かりましたが
    最後の場面での少年の言葉が 心に残ります。
    名前がまだなくて
    「ぼくの犬」と呼んでいるだけの この子犬が
    お父さんの言葉通り「うちの番犬」になって
    「みんなの犬」と呼ばれる日は来たのかな…
    良い結末を想像できないだけに
    改めて戦争の愚かさを感じました。
    こんな愚かな戦争は繰り返される事があってはならない
    …というメッセージを感じる事ができる絵本でした。

    投稿日:2007/11/12

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