コハリネズミのお母さんは、
「あなたを抱きしめてくれる人が友達よ」と、そう言って息をひきとります。
コハリネズミは、友達探しの旅に出ますが、誰一人抱きしめてはくれません。
そんな中、出会った盲目のどぶネズミのおじいさん。
ハリネズミとは知らずに、抱きしめてしまいます。
もちろん、ハリネズミのトゲが、おじいさんに刺さって血が流れ・・・死んでしまいます。
悲しい、涙が止まりませんでした。
どうして、こんな悲しいんでしょう。
抱きしめてくれた、おじいさんに笑顔で「さよなら」を言って終わるのですが、
1年生の息子は、その後ハリネズミがどうなったか?続きが知りたい・・と。
つまりは、ハッピーエンドを望んだのでしょう。
1年生には、ちょっと難しかったかもしれませんね。
しかし、すべてがハッピーエンドでない事の現実を知る、
いい本だったかもしれません!!