こだわりパンにたどり着くまでのお話・・だけじゃない。
壮大な環境問題さえはらんだお話でした。
パンの売れ残りを廃棄しないというだけでなく
パンを製造するに至るまでの
焼き窯のこと、働き方のことなどすべてを
できるだけロスなく、身も心も豊かにパンを作って、食べてもらってという循環がなされるためには
ひとりひとりの心がけを
地峡にとって正しいと思える方向に変えていかなければならない。
そんな風に感じました。
元来日本人は、あますことなくすべてを利用することには長けた民族であったように思います。
いつのころからか、高度経済成長の波に押されるように
フル回転で消費することだけに重きを置かれ
生活様式も変わっていきました。
「豊かに生きる」ということの神髄を見たような気がしました。