お母さんに編んでもらった赤い手袋。
主人公のちびちゃんはとても大切にしていましたが、ある日片方の手袋を落としてしまいました。
ちびちゃんは、探し回りましたが見つかりません。
落としてしまった片方の手袋は、ちびちゃんの元へは戻らずわたくさんの動物たちへ温かさを届けました。
最初わが子は、手袋を落としたことを「かわいそうだねと」心配していました。
読み進めていくうちに、形は変わってもたくさんの動物を温める手袋の姿を見て「みんなが喜んでるね」と幸せな気持ちに変化していました。
雪の世界から、徐々に春の訪れも感じられる。
とても優しくて温かい気持ちになれる絵本です。