いろんな色のたまが、ころころころころ…。坂道も、階段道も、進んでいきます。もちろん、絵本だから、動くはずのないただの丸いたまの絵が、ページの右から左へと、音をたててころがっていく…なんとも不思議なかわいい絵本☆
一歳児の子どもは、言いました。(ころころ転がっていく色だまの一つずつを指して)「これが、ママで!これがパパで!これが○○ちゃん♪」…たまの一つ一つが生きているんだね☆家族みんなで、お散歩にいく様子にみえたのかな??
幼児の子どもは、言いました。(坂道も、階段道も、嵐の中までも前に進んでいく色だまをみて)「色だま、一生懸命どこに行くの?」…確かに、じゃあ、これは、いろだまの大冒険のお話だね!!
子どもは、絵を見ながら、自分の中で、それが動画になってお話を追っていると聞きます。でも、この絵本は、子どもだけじゃなく、大人も、絵を動画として見ずにはいられない作品です。知らないうちに、左から右へと、いろだまを目で追っているはず!すると、ほらほら、「いろだま ころころころ」動いているでしょ♪
子どもと一緒に、かわいいお散歩のお話を、どきどきわくわくの冒険のお話を、あなたとお子さんの独自の世界を楽しんでみてはいかがですか???
ちなみに、私は、初めて見たとき、「何て意志の強いたまなんだろう…」と感心してしまったのを覚えています笑