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たんぽぽのちいさいたねこちゃん」 夏の雨さんの声

たんぽぽのちいさいたねこちゃん 作・絵:なかや みわ
出版社:Gakken Gakkenの特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2022年03月24日
ISBN:9784052055348
評価スコア 4.25
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みんなの声 総数 3
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  • 「蒲公英」、この漢字はなかなか読み方が難しいですが、「たんぽぽ」と読みます。
     もっと難しいのが「絮」。これで「わた」と読みます。
     たんぽぽの花が咲き終わったあとの綿毛のこと。「絮」では難しいので、普通は「綿毛」とかいいます。
     「そらまめくん」シリーズや「やさいのがっこう」シリーズで人気の絵本作家なかやみわさんが描いたこの絵本の主人公は、このたんぽぽの綿毛です。
     付いたかわいい名前が「たねこちゃん」。

     たねこちゃんには99本のお兄さんやお姉さんがいます。
     お兄さんたちは一番小さなたねこちゃんに、上手な飛び方と注意しないといけないことを教えて、飛んでいってしまいました。
     残されたたねこちゃんは、なかなか飛び立つことができません。
     ついには、スズメに連れ去られてしまいます。
     と、あっという間に強い風に飛ばされて地上に落ちていきます。
     そこに、雨が降り出して。
     たねこちゃんの旅立ちは、ハラハラドキドキの冒険旅行です。

     着いたことをは、あまり陽の差さない、こけたちの世界。
     たくさんの野菜を描いてきたなかやさんは、とうとう苔(こけ)までキャラクターにしていまいました。
     出てくるのが、ほそうりごけ、ぜにごけ、すぎごけ、ぎんごけといった苔なかま。
     絵本を持って、苔のなかまたちを探してみるのも面白いかも。
     たねこちゃんは、苔のなかまたちに励まされて、小さな自分の場所を見つけます。

     たんぽぽの綿毛がどうなるのか、苔って何? と、新しい発見がある絵本です。

    投稿日:2022/05/15

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