ユニークな作風の林木林さん、プロフィールによると、創作ことば遊び作家とか。
なるほど、だからこその、渾身のことば遊び満載の作品。
なにせ、しりとり、逆さ言葉、回文が目白押し。
もちろん、本文だけでなく、そこここに何気に置かれてあるので、
見逃せません。
ことば遊びならではの、へんてこシチュエーションが出現で愉快愉快。
さらには、意外なサブストーリーも隠れているので、
違和感のある光景はチェックしておかねば、
その後の突っ込みどころを見逃してしまうので要注意。
なかなか、ボリューム満点の作品です。
小学生くらいから、ムキになってしまいそうです。